発作は今日も
午前11時起床。
相変わらず食欲は無いが、ご飯一杯だけ食べる。
その後、やはり何もやる気せず、寝てしまう。
午後2時半頃目が覚めて、これではいかんと、
なんとか午後6時までは起きていようと考えた。
これは、寝ていると勝手な自動思考の悪循環になり、
発作の引き金になるかもしれないかと考えたからである。
☆それからが
大変!
やる気が全く出ないのに、何かするというのは大変つらい。
結局、昨日借りてきた「裸の金正日」と、
まだ読み終わっていない、「国家の罠」の続きを、
交互に、休み休み読み進めることによって、時間を消費した。
それにしても、本が読めない。
昔はこれくらい興味のある本なら、むさぼる様に読んだものだが、
集中力が長続きしない。
「裸の金正日」は1ページごとに区切られているので、
読みやすいが、それでも区切りごとに休み休みである。
「国家の罠」は1パラグラフが結構長いので、大変疲れる。
☆携帯ムービー
努力の甲斐あって、寝ずに自動思考の悪循環も起こらず、
発作の兆候も無く、午後5時半になった。
ここでとどめの一発という事で、
携帯に保存してあった「ケロロ軍曹」第30話を見る。
タルルが出てくるやつと、
桃華がナイスバディになるというやつである。
楽しく見れた。
☆魔の夕食
さてそうこうしている内に6時半を過ぎた。
ちょっと頭が重いものの、発作の兆候は無い。
ここまでは思惑通りである。
夕食は焼肉と野菜、豆腐にご飯一杯であった。
何の気なしに食べてしまった。
これが油断であった。
食べ終わった直後から、体がのぼせて突然暑さを感じた。
冷や汗が出て、半纏を脱いでしまった。
そして頭がふらつき、目も良く見えなくなった。
気分は急転直下、不快のどん底へ。
それでも一昨日の発作よりは軽かったので、
何もしないで寝るよりは、何かした方が良くなるのでは、
と思って、予定していたDVD焼きを始めた。
しかし、症状は治まらず、頭は働かず、字も満足に書けず、
目も遠近の調節がきかない。
気分は不快である。
それでも、およそ1時間半、DVDを焼き続けた。
☆ダウン
9時半に録画が始まって、DVD焼きは中断。
我慢できずに、寝床へ行って横になった。
眠るつもりは無かったが、ふっと眠ってしまい、
はっと目覚めた時の不快さはことのほかであった。
まだやることが残っているのに、
眠ってしまった罪悪感にとらわれたのである。
ためらい無く、ソラナックス8mgを飲んだ。
それでやっと少し回復した。
その勢いで、携帯の3GGPムービーを新しいものに入れ替えた。
これで明日は、2時間半分のムービーが見れる。
時間つぶしの足しにはなるだろう。
☆再び考察
発作の予兆は、思考を何かに集中させて自動思考の悪循環を、
回避する事によって、防ぐ事が可能である事がわかった。
問題は食事である。
もはや夕食は腹が膨れるほどには食べられない。
ごく少量、最低限に抑えなければならない。
しかし、食事が引き金になるとは、どういうことであろう?
私は過敏性腸症候群で、食事をするとトイレに行きたくなる、
性質がある。
これも食事による刺激が、腸管の神経を刺激している事になる。
腸管神経系と他の神経系は相関しているものの、
ある程度独立している事がわかっている。
これはかつて私の専門領域であった。
その刺激が、腸管にとどまらず中枢神経や自律神経にまで、
及び出したのかもしれない。
言うならば「食事過敏性中枢神経麻痺症候群」である。
それでも、パキシルによる影響も否定できない。
また、体内時計の影響も無いとは言えない。
今後は、どのような条件が重なると、発作が起こるのか、
確かめてみたいと思っているが、
実験はなかなか容易ではないであろう。
明日もとにかく自動思考の悪循環だけは努力して避けたいと思う。