昨日よりは
だいぶ気分は良くなった。
と言うより昨日がひどすぎた。
うつ病と言っても、病状は一様でなく、日によって波がある。
☆風呂と発泡酒と落語
予告通り、昨日あれから風呂に入った。
一週間ぶりなので、丁寧に入ったら、1時間20分もかかった。
風呂は入るまでが大変に大変だが、
入ってしまえば、うつ病の気分の悪さの特効薬である。
上がった後は大変気分が良い。
風呂上りは血行がだいぶ良くなっているので、
うつ病の原因は、脳への血流不足かと思うくらいである。
また、風呂上りには発泡酒が飲めると言う効用もある。
私はもともと胃があまり良くなく、近年は運動もしていないので、
普段家で発泡酒などを飲むと、胃の調子が悪くなり、
350ml缶1缶が限度である。
なおかつ、飲んだ後、余り気分も良くない。
であるから、普段はほとんど飲まなくなっている。
しかし風呂上りは別である。
多い時は1リットルくらい行く時もある。
気分も良い。
さらに、発泡酒を飲みながら落語を見るのが、楽しみなのである。
昨日も風呂から上がり落語を見る準備が出来たのが、
午前4時前だったにもかかわらず、
「ドリトス」をつまみに「円熟」500mlを飲み始めた。
落語の演目は、立川志の輔の「猿後家」。
月に一回、スカイパーフェクのTBSチャンネルでやっている、
「落語研究会」からの一席であるが、とっておきの演目である。
☆志の輔の「猿後家」
志の輔はマクラの発声は少し大げさなところはあるが、
さすがは談志の一番弟子。
ところどころに大笑いのクスグリを入れたマクラで、
徐々に志の輔ワールドに引き込んで行く。
「猿後家」はストーリーとしてはそう面白いと言うわけでないが、
志の輔は上述のように、自分の世界に見るものを引き込むが、
大変に巧みなので、自然に全編を飽きずに聴き通させてしまう。
後家さんの嫌味のない描写や、源さんや番頭さんのセリフも、
自然な笑いを誘うように充分に練られていて、
聴いていて大変スムーズに話が進んでいく。
聴くものが疲れを感じる事が全くない。
実力ある噺家であると思う。
志の輔の噺は、古典に彼自身が手を入れた「新版・蜆売り」が、
私の手元にまだ残っている。
聴くのが、また大変楽しみである。
☆そんなこんなで今日
寝たのは午前5時過ぎであった。
そのまま、途中一度も起きることなく、午後1時起床。
寝る前の気分で、こうも眠りの質が違うものか。
一夜(昼か)明けても気分も良い。
☆携帯アニメ
昼食を取ってまた寝たが、やはりフラッシュバックや、
自動思考は頭に浮かぶ。
しかし、昨日ほど気分が悪化する事はなかった。
その証拠に、本は読めなかったが、携帯に手が延びて、
かねて収納してあったアニメの中から、
最近「アニメシアター(AT−X)」で始まった、
「ながされて藍蘭島」第1話を見た。
父親と衝突して家出をして、船に乗ったものの、
時化の海に投げ出された主人公の男の子イクトは、
一週間の漂流の末、地図にない島、藍蘭島に流れ着く。
だがその島には女の子しかおらず、しかも脱出不能という、
天国とも地獄ともつかぬ島だった。
島中の女の子が様々な野望を秘めてイクトに接近を図る…
という如何にもありそうな設定のドタバタラブコメディであったが
テンポの良い展開と、キャラクター設定が好みだったので、
今後とも楽しめそうだ。
☆その他には
某音楽演奏団体関係のメールを3本ほど書いたほかは、
ほとんど何もしなかったが、夕食も発作無く食べられたし、
夜になって少し緊張感が出てソラナックスのお世話になったが、
今は昨日とはうって変って日記を書く指先も滑らかで快調である。
このまま寝るのが惜しいくらいである。
明日は、某有名トランペッターが出演するライブに、
演奏団体関係の仲間と行く事になっている。
ほぼ一週間ぶりの外出である。
また外出すると緊張したり腹が痛くなったりするかもしれないが、
大変に楽しみなイベントではある。
☆やったこと
1)昨日の新聞を3/4、今日の新聞を1/3読んだ。
2)携帯で「ながされて藍蘭島」第1話を見た。
3)某音楽演奏団体関係のメールを書いた。
4)某SNSをチェック。コメントも書いた。
5)DVDを焼いた。
今日は中盤、ちょっと苦しかったが、持ち直して、
比較的、快適な日であった。
明日は午前中には起きよう。