何もしない日

午前6時に目が覚めた。
前日午前1時前に寝たので、5時間睡眠である。
その後二度寝しようと思ったが眠れず、午前7時半朝食。
こんな時間に食事をするのは久しぶりである。

☆NHK教育の子供番組

その後、携帯でワンセグのNHK教育を見ながら光治療。
この時間帯は幼児向け番組であるが、
クインテット」「ピタゴラスイッチミニ」「にほんごであそぼ
など、精緻でユニークな技を用いた番組が多いので、面白い。

☆ひたすら寝る

光治療終了後、何かしようと思ったが出来ず、そのまま床に付く。
気分は悪くない。
気分が悪くないのと、やや睡眠が不足だったので眠ってしまう。
次に起きたのは、何と午後3時前だった。
二度寝の方が、長く寝ている。


そして、昼食。
焼きうどんであった。
新聞は少し読んだが、その後やる気が出ない。
本も手に取れず、携帯も見る気がしない。
気分は悪くないので、また寝る。
眠ったかどうか覚えていないが、眠ったかもしれない。

☆周囲の無理解

そして午後6時。
母親が帰ってきた。
私が寝ているのを見ると、文句を言った。
「何でそんなに、いつまでも寝ているの!
 そんなに寝ているなら2階の片付けでもしたら良いのに!」
と怒る。
冗談じゃない!
寝たくて寝ているわけで無いのだ。
やりたいことはあるのに、脳の機能の調子が悪くて出来ないのだ。
本も読めない、ビデオも見れない。
そんなジレンマに苦しみ悩んでいるのだ。
その事が、身内であっても他人にはわからない。


この母親の無理解な一言で、今までそれだけは良かった気分が、
一気に悪化した。
寝ててはいけないんだ、と言う罪悪感が生まれたのである。
この罪悪感は自然に生まれてきた自動思考で、
コントロールするのは難しい。
罪悪感という自動思考は、うつ病の元でもある。
この後、この罪悪感による気分の悪さにさらに苦しめられた。
しょうがないので、「裸の金正日」を少し読んだり、
自動思考をコントロールするための自己暗示法を試したりして、
何とか苦しみから逃れようともがいた。


身内でもこの始末である。
母親には何度も説明した。
にもかかわらず、わかってくれない。
彼女ももう年で、頭も相当固くなっている。
これ以上、理解を求めても無理かもしれない。
ましてや、世間様のお他人様には。
最近、精神病に対する理解が進んだと言われているが、
一般的には全然まだまだである。
周囲の偏見から逃れるには、うつ病である事を隠し通すのが、
現在できる最良の方法であると、残念ながら思う。

☆発作は

昨日、夕食を食べない事によって発作が抑えられた。
なので、今日も夕食を抜いた。
まあ、朝飯と昼飯を食べているので、大丈夫であろう。
そのせいか、今日も発作は起きなかった。
少し頭がふらふらする程度である。
昨日より状態は良い。


それから、昨日からパキシルの服用を止めた。
そのせいかもしれない。
パキシル半減期の長い薬だが、今日もパキシルを飲まなければ、
明日には血中濃度はだいぶ下がるであろう。
明日は少しだけ夕食を食べて見ようと思う。
それで、発作が起こらなければ、パキシルが原因である。
そうあってくれと、願う次第である。

☆やったこと

1)光治療。
2)新聞を3ページほど読んだ。
3)携帯でNHK教育の子供番組を見た。
4)「裸の金正日」をちょっとだけ読んだ。
5)DVDを一枚だけ焼いた。
ほとんど何もやらない一日だった上、今でも気分が悪い。
早く寝たい。
昼間これだけ寝てもである。
ほとんど絶望的ではある。
でも明日は早く起きて昼間DVDを焼く事に挑戦する予定である。
そうしなければ、録画が出来ないようになっているのだ。
果たして、出来るか?