昨日と同じ感じ

午前7時半起床。
6時間半睡眠。
30分ごろ寝。
8時からラジオを聴きながら、光治療。
昨日の新聞の残りも読む。
9時朝食・・・・と、今日も昨日と全く同じの出だしになった。
規則正しい生活になってきたのは大変喜ばしい。
気分も昨日同様、悪くは無い。
日経平均は小幅反発だったが(笑)。


でもここからが、昨日とはちょっと違う。
何と一人で出かけようと思ったのだ。
昨日、ちょっとばかり外出しただけでかなり疲れ、
体力に自信を失ったと書いたが、それが効いたらしい。
行く先は公立図書館にした。


だいたい、新聞とパソコンの他は、落語を見るか本を読むか、
音楽を聴くかくらいしか、今のところの私には出来ない。
新聞&パソコンは私のお金はかからない。
落語も録画するDVD代だけである。
音楽は今までに買った膨大なカセットとCDがあるし、
それらを入れたiPodでない携帯用MP3プレイヤーもある。
ADSL代とスカパーの料金は必要経費と思っている。
ところが、本は読もうと思うと買わねばならないので金がかかる。
そこで無料で本を貸し出してくれる図書館に、
目をつけたわけである。


昨日に続いてひげをそり、ついでに鼻毛も切ったのち、
着替えて、午前11時、家を出発した。
家から徒歩で行ける図書館は2つあるが1つは最寄り駅前にあり、
道すがらの景色が変り映えしないので、
もう一つの方へ行くことにした。


今日は昨日と違い、晴れて暖かく風も無い。
なので、コートもマフラーも無しである。
光治療をしていても久しぶりの午前の太陽に照らされた街並みは、
私の目にはまぶしく、目をしばたたかせながら図書館を目指した。
私は結構車を運転するし、車は好きなのだが、
自分が歩いているところに、
車と遭遇するのは好まないと言うわがままである。
なるべく車の来ない裏道を選んで歩くと、結構良い気分ではある。
でも、車だけでなく人とも遭遇したくないところが、
まだ、引きこもりが治っていない証拠でもある。
歩く事、たったの12分、図書館についた。

☆図書館

平日の午前の図書館は空いていた。
椅子もほとんど埋まっていない。
ちょっと驚いたのは、
図書館で不要になった書籍を置いてあるコーナーに、
旧河出書房の日本文学全集の一部が置いてあった事である。
夏目漱石島崎藤村武者小路実篤三島由紀夫など、
そうそうたる作家の書籍が十数冊もあった。
これは幸運と思ったが、一冊でも重い全集を十冊以上も、
抱えて行動するわけには行かない。
しょうがないので、一番興味のあった、井上靖の本だけ、
かばんに仕舞い、後は帰りにしようと思っていたが、
これはミスであった。
帰る頃には、ほとんど持ち去られていたのである。


我が自治体の図書館は、今では普通かもしれないが、
オンライン検索が充実しており、図書館にある端末や、
自宅のパソコンで、いくつかあるこの自治体の全図書館の、
蔵書検索が出来るのである。
さらに、新着本紹介や貸し出し中の書籍の予約も出来るし、
他の図書館にある本は最寄の図書館までデリバリーもしてくれる。
今まで利用登録はしていたのだが、
自宅で検索をすることは無かった。
まだうつ病がひどかったからである。
今日も検索をしてから出かければよかったが、
第一の目的は一人で外出することだったので、図書館の端末で、
検索する事になった。


しかし、新刊本やベストセラー、話題の本など、
要するに私の読みたい本は、ほとんどが貸し出し中で、
予約待ちもほとんどが2ケタの人数である。
この図書館の貸し出し期間は2週間である。
これではいつになったら自分の手元に来るのか、想像もつかない。
図書館は無料で便利だが、
必ずしも読みたい本がいつでも手に入るわけでは無いのだ。
まあ、そんなことになったら、本はほとんど売れず、
商売にならないのだが。
私も、いつか読めればいいやと思い比較的人気の無い本の中から、
佐藤優の本2冊と、倉本一宏の本一冊、
さらにフランシス・フクヤマの本1冊を、予約した。


それでも、今まで読みたかった浅田次郎の「お腹召しませ」が、
奇跡的に残っていたので、貸し出しリストに載せる。
その他にも、私は中国の古代、中世史に興味があるので、
陳舜臣の「耶律楚材」(上)もリストに加えた。
耶律楚材と言う名前ははじめて聞いたが、
耶律氏は契丹遼王朝)を建てたことで知られる。
楚材はこの王朝の傍系の末裔で、契丹を征服した金王朝を倒した、
おなじみのチンギスハーンの目に留まり、初期のモンゴル帝国の、
宰相職を務めるなど、重きを成した人物だそうである。
陳舜臣を読むのは初めてだが、一見したところ、読みやすそうな、
文体のようであった。


その他に、恥ずかしながら「この一冊で分かる!!HTML」と、
食休み用として、「トリビアの泉」本を2冊、計5冊借りてきた。
こんなに借りてきて読むのが大変である。
貸し出しは一回限り延長が可能である。
それでも全部は読めないだろうが、楽しみではある。
しかし心配は後でも述べるように、本当に読めるか?である。

☆昼食とその後

図書館のそばにコンビニがあるので、昼食を物色する。
まあ、家に帰れば何かしら食べるものはあって、
お金を使わなくても良いのだが、せっかく出てきたのだから、
買って帰る事にした。
迷ったが結局「手巻き寿司納豆」と「ねぎ焼豚おにぎり」にした。
ついでに「週刊現代」の相撲八百長の記事を立ち読みした後、
コンビニを後にし、来た道を忠実にたどって12分後、
午後3時前に家に着いた。
とにかく、一人で外出できて、
「ひとりでできるもん!」の舞ちゃんに、少しだけ近づいた。


早速、手を良く洗って、おにぎりを食べる。
コンビニおにぎりは、高専に勤めて一人暮らしをしていた頃、
以来である。
あの頃から美味いと思っていたが、今日も美味であった。
昨日同様、出かけるとなにか良い事がある。
まあしかし、コンビニおにぎりなど、何が入っているか、
分からないのであるが。
2つでは足りないので、買い置きのジャパムンも食べる。
ヤマザキ製である。
ペコちゃんを思いながら食べた。


問題はその後である。
疲れた。
大して歩いておらず、図書館でも休み休み新聞なども読みながら、
過ごしたのに、非常に疲れている。
また、やる気もしない。
前にも述べたが、目が良くない。
また、ここのところ、私にとっては寝不足なので、眠い。
私の直後に帰ってきた母と少しおしゃべりした後、
4時から昼寝をしてしまった。


でもいつもなら、このまま11時ごろまでは寝てしまうのに、
今日は1時間半寝るだけ、つまり5時半にはまた起きれた。
進歩と言えば進歩だ。
と前向きに考えるのだが、起きてもやる気だけは出ない。
それでも録画用HDの容量が迫っていたので、DVDを焼く。
それ以外のことは出来ず、せっかく借りてきた本も、
トリビアを10ページほど読んだだけだ。
こんなのは読んだうちに入らない。
結局何とか新聞だけは今日の分を1/3読んで、
この日記を書いている。
あとは、さらにDVDを焼いてHDを空けねばならない。
明日は、ちょっと録画量が多いのである。


もうすぐ日付が変わる。
何時に寝れるだろう。
午前2時半から、レッドソックスの松坂の試合があるが、
見るわけには行かない。
もし1時ごろ寝れれば、昨日とほとんど同じで、
規則正しいとは言えるのであるが、
このところの午後のやる気の無さが、非常に気になる。
うつ病のほうは一進一退であるようだ。
さて明日はどうだろうか?


やったこと
1)光治療。
2)今日の新聞の1/3まで読み進む。
3)一人で図書館へ行った!!
4)コンビニでお買い物をした。
5)某SNSをチェック。
6)DVDを焼いた。
今日は何はともかく「ひとりでできるもん!」が、
最大の成果であった。