誤診

するとクローズアップされるのが、
前述の某超有名エリート病院である。
こちらからすると「異常なし」というのは明らかな誤診である。
病院のHPによるとここで診た医者は、耳鼻咽喉科の部長で、
なおかつ、「日本めまい医学会専門医」であり、
得意分野に「めまい診断」とある。
こんな肩書きを持つ医者でも、ろくな問診や検査もせず、
誤診をするということは如何に肩書きが役に立たないかという、
格好の好例であろう。


百歩譲って、この医者が少ない検査でも、長年の経験で、
良性発作性頭位めまい症」と診断しておって、あえて、
この病気は命に関わるものでは無いのでむやみに病名を知らせて、
不安をあおる事の無い方が、患者のためと考えたとしても、
そのような行為は遺憾である。
なぜならこの病院から帰ってきた時点で母親はまだ不安に駆られ、
その不安により日常生活も正常に送れない日が、
今日まで、続いたのである。


今日、本当の事がわかって、特に脳梗塞とは関係ないと言われ、
母親は非常に安心したようで、今日帰って来て、以前より多くの、
家事をこなす事ができるようになったのである。
その意味から言っても、
前の病院の医者の対応は非難されてしかるべきであろう。