ワンセグ携帯2機種受信感度対決

昨日書いたように地元のドコモショップワンセグ携帯2種、
P903iTVとSH903iTVの、
ワンセグ放送受信感度対決を、30分以上にわたり行った。


結果から書くと、やはりP903iTVの勝ちであった。

☆実験条件

私の地元は、電波塔から20km以上離れていて、
ちょっと前までは、地上デジタル放送も入るかどうか?と、
いわれたところにある。
ワンセグ電波も弱くなっているところであろう。
ドコモショップは電波塔の方向が入り口であり電波は入りやすい。
しかし、電波塔の方向にはコンクリートのビルが建っていて、
障害になっている。
そのようなショップの店内でワンセグがどのように見れるか、
実際に実機で確かめてみた。

☆SH903iTV

アンテナを立ててNHK総合を受信してみた。
なかなか画面が出てこない。
映るのか?と思った頃、画像が出てきた。
一見すると、割合安定したきれいな画面である。
この辺はさすがにAQUOS液晶である。
しかし、時々画面にブロックノイズが出る。
それと同時に、音声も止まる。
電波状態が安定しないのか、きれいに映る時間はあるのだが、
長続きしない。
画面がフリーズしたり、不連続になる場面もあった。
アンテナの向きを変えてみること、しばしばであった。
NHK教育もだいたい同じであった。


次に、民放を何局か受信してみた。
やはり中々画面が出ない。
ただ、画面が出ない間、現在の状態を示すアニメーションが、
出るのは、良いアイデアだ。
民放は電波状態がNHKより悪いようで、画面が出た後も、
ブロックノイズ、画面のフリーズ、不連続画面、音声の途切れが、
NHKよりも多い。
たまに、選局した際に「受信できません」と表示されて、
文字通り、受信できない事もあった。
特に、フジテレビ系列、テレビ東京系列の状況が悪い。
また、ローカル局は電波が弱くて受信できなかった。


SH903iTVにもこの後のP903iTVにも、
電話の電波強度と同じように、
ワンセグ電波強度を示す、棒が立つようになっている。
最小が1本、最大が3本であるところも同じである。
この場所での、SH903iTVのワンセグ電波強度は、
最高で2本であった。

☆P903iTV

SHと同じ場所で、同じようにアンテナを立てて受信してみた。
まずNHK総合。
画面が出るまでの時間はSHと余り変わらない感じだった。
しかし、ほとんど画面の乱れが無い。
ごくたまにブロックノイズが出る程度で、画面フリーズや、
不連続画面、音声中断はほとんど見られなかった。
ワンセグ電波強度も3本立っている時間が長い。
アンテナの向きを変えたりする必要も無かった。
これならほとんどストレス無く、長時間視聴できる。
NHK教育も同様であった。


民放も、NHKよりは幾分電波状況が悪く、
棒も2本になったり3本になったりした。
しかし、ブロックノイズや不連続画面がたまに出るものの、
画面フリーズや音声の途切れはほとんどなかった。
ただ、テレビ東京系は電波が弱いのか、
多少ノイズの出る頻度が高かった。
NHKよりは少々不安で、
アンテナの向きを変えてみたくなる場面もあったが、
「受信できません」の表示が出ることはなく、
全般的に実用レベルには達しているように思えた。
しかし、ローカル局は相当電波が弱いらしく受信できなかった。

☆判定と注意点

以上お読み頂ければわかるが、初めにも書いたように、
受信感度については、明らかにP903iTVの方が勝っていた。
合成ダイバーシティの効果は高いものがある。


ただ、今回はあくまでも、電波塔から遠い場所での、
さらに屋内での受信を考えた比較であり、
屋外ではSH903iTVもしっかり映るのかも知れない。
また、SH903iTVの名誉のために書くが、
ヨコ画面が本体の中心で見れる「サイクロイド」機構は、
やはり見やすい。
卓上ホルダが無くとも、机上においてTVが見れるチルト機能や、
画面が出るまでの状態を、
その度センスの良いアニメーションで画面に表示する機能などは、
非常に好感が持てる。
液晶自体も、大変キレイで、高精細である。
電波塔の近くや屋外など、電波状態の良いところで使うなら、
SH903iTVの方がベターな選択だろう。


要するに何を優先するかである。
前にも書いたように、私は車内や屋内での使用を考えているので、
受信感度が最優先であった。
だから、P903iTVに軍配を上げた。
しかしそれも我が自宅で今回のようにちゃんと映ると言う保証は、
全く無いのである。


今回の記事を参考にされた方がもしおられたら、
その事を良く勘案して頂きたい。
ご自身が何を優先されるか、それをまず第一に考えて、
さらにカメラやオーディオなどその他の機能や、
他の方の色々な記事も参考にされつつ、
可能であれば私のようにドコモショップなどで実機を手にとって、
選択して頂きたいと思う。

☆私の選択

私は最終的にP903iTVを選択する事にした。
ドコモショップのすぐそばの総合商業施設内に携帯販売店があり、
値段を聞いてみるとヨドバシカメラ等の家電量販店の価格より、
大幅に安い。
在庫も土曜日、即ち今日には入荷するとのことなので、
思い立ったが吉日、購入予約をした。


何か家電を買おうと思うと家電量販店へ行きがちだが、しかし、
こと携帯電話に関してはそこここにある小さな携帯専門店の方が、
安いのは間違いないようだ。
ただ、在庫状況や販売員の知識は量販店の方が豊富である。
機種選定をするときは、ドコモショップや量販店へ行って、
じっくり選択して、
これしかないと決定したら、携帯専門店をいくつか回って、
一番安いところで買うのがベストなやり方であろう。


ただ注意したいのは、価格表示の基準が各店まちまちな上、
色々で複雑な割引制度があるので自分の条件をしっかり把握して、
最終的にいくら払う事になるのか、きっちり念を押して、
調べる事が肝要である。

☆オプション品

また、携帯はオプションが豊富なので、
提示されている値段はどこまでオプション品が入るのか、
良く確認する事も大切である。
普通の家電では標準添付のACアダプターも、
携帯ではたいてい別売りである。
これは、旧機種のものが使える場合もあるからであろう。
P903iTVやD903iTVを机上で見たい場合は、
卓上ホルダも必要であるが、やはり別売りである。
(注:後にP903iTVを購入したところ、
卓上ホルダが無くとも本体のみで机上に置いてワンセグや動画を、
ヨコ大画面で視聴できることが、判明した。)
P903iTVは、パナソニックに聞いたところ、
電池でさえ別売りの可能性さえあるということであった。
注意が必要である。


さらに、音楽や大量の写真、さらに動画を楽しむためには、
microSDカードが必須である。
これのお金も残しておかなければならない。
ここだけの話だが、これも家電量販店と
アマゾンを初めとする通信販売では、価格に雲泥の差がある。
もちろん携帯メーカー推奨のものはどこでも高い。
しかし自己責任で使う他メーカーのものには、驚くほど安い、
ものがある。
中には、激安カードなのに、相性保証をしているところもある。
もし自分の携帯で使えなかったら、返金すると言うものである。
こういうところも良く調べて買うとお得である。


楽天市場内の「イーサプライ」はそのような相性保証をしている、
店である。
パッケージ品でなくバルク品であるが内臓チップは東芝製なので、
日本の携帯とは相性が良いのであろう。
私は、携帯本体の購入を決断したと同時に、
1GBのmicroSDカードを「イーサプライ」に注文した。
送料込みで2305円であった(注:現在は2205円)。
下記がそのカードである↓。
[rakuten:esupply:1388693:detail]
家電量販店のメーカー品では5〜6千円はする。
もちろん自己責任なので、使用できたかどうかは、また後日、
レポートしたい(注:4月3日の日記でレポートしたが使える)。
相性保証無しでは、アマゾンのマーケットサプライで購入できる、
Kingstonの製品が、私の調べたところ、最安値であった。
「イーサプライ」のものよりさらに400円余り安い。
一考の価値はあるかもしれない。

☆今日の調子

今日はお昼の12時起床。
8時間睡眠である。
昼ごろまで寝ていると、調子が悪くなるのはわかっていたが、
この一週間、4〜5時間睡眠が続いた。
このままでは持たないと判断して、敢えて昼まで寝ていた。
やはり調子は悪く、昨日の新聞も全部読めなかった。
気分も非常に悪い。
やる気も出ない。
目の調子も非常に悪く、大相撲も見づらい。


この日記も昨日書くと約束したので、
無理やりに書き始めたのであった。
それにしては、これまでに無く長文になってしまったが(笑)。
明日は練習で、朝6時半起きである。
まだこれから、DVD焼きをしなければならない。
調子は良いが寝不足、と言う日々がしばらく続きそうである。

☆やったこと

1)昨日の新聞を3/4読む。
2)「日本の話芸」『寝床』林家染丸を見る。
3)大相撲を見る。
4)DVDを焼く
5)某SNSをチェック。
今日は睡眠不足解消のみの日であった。