高専の事〜中高年ニートになったわけ

今読んでいる、Y新聞には、「教育ルネッサンス」と称する、
連載があって、現在は「高等専門学校」、
いわゆる「高専」を特集している。

☆抗争とイジメ

私は5年前まで、とある高専の教師であった。
10年前に赴任してきたとき、その高専の私のいた学科は、
教授陣が2派に分裂して、互いに抗争していた。
私はなるべく関わらないようにしていたが、
とある行き違いにより、抗争に巻き込まれてしまった。
本当は誤解なのに、私に攻撃されたと思ったさる女教授は、
私に「無視」と言う手段で、イジメをかけてきた。
既にこのときうつ病を患っていた私は、このイジメに耐えられず、
図らずも海外へ逃亡する事を余儀なくされ、
結局そのまま自らの意思に反して、
退職させられてしまったのである。
もちろん、形式上は自発的退職になっているので、
今更、どうしようもない。

ニート

その後、一度は就職したが、睡眠覚醒リズム障害により、
通常時間の勤務に耐えられず、ここも辞めざるを得なかった。


そして、私は中高年ニートになったのである。
こうなったのは自分の選択の誤りであるとも思うし、
また、不運が重なったとも思っている。
もっと詳しい事は、また機会があったら書こうと思う。

☆今日の新聞

そんな中で今日読んだ新聞はまさに私の居た学科を特集していた。
私の良く知っている先生の名も出ていた。
私は、読んでいて気分が悪くなったが、現在の私には、
何の関係もない世界であると思い直した。
でも、それは私にとって、大変つらい作業であった。
私は新聞をゴミ箱に投げ入れた。