そうなると
現金なもので、どうせここまで遅れたのだから、あと2〜3日遅れても、変わらない、とこれまでにも何度も考えたことと同じことを考え、仕事をするのをやめて、文字通り「梅酒を飲みながら、ブルーチーズとイかを喰い、ビデオを視る」に走った。
時間も時間なので軽いもので「How do they do it(舞台裏のテクノロジー)」「PAWN STARS(アメリカお宝鑑定団)」を1本ずつ視た。
どちらもシリーズもので、だいぶ溜まっているのだが、視たのははじめてだったが、前者で日本でも比較的容易に手に入る「シメイ・トラピスト・ビール」が修道院で作られていることは確かだが、既に酵母は分離され、レシピと味は忠実に守っているものの、近代的なオートメーションを取り入れた清潔な工場で醸造され、ビン詰めと2次発酵は修道院とは別の場所で行われている、と言う幻滅の事実を知ったが、遠い日本まで定温輸送が可能なビールが、手作りな訳がないのは、あらかじめ予想されたことではあったが。
先にも
書いたが、仕事は終わったわけでなく、溜まったままである。
例によって、そんなんで焦りが出て焦燥感がつのり、逆にうつを強める結果になって、目覚めても寝床のすぐ脇においてあるMacBook Proに向かう気には、一向になれない。
さらに、他のことをすれば、それなら仕事をしなければ、と言う「すべき思考」で、他のことも出来ず、悶々と寝ていたが、不思議なもので午後11時を回った頃、そう「ラジオ深夜便」がはじまる頃になると、少し動けるようになる。
そしてやるのは、まずは最優先の録画ファイルの整理と予約だ。
それが終わったら、仕事をしよう、と整理を始めると、「何のために録画しているのか?」と言う、永遠に答えの出ない問いが頭をかすめるようになり、そういえば、現時点で唯一のストレス解消である、「ビール改め梅酒を飲みながらビデオ」も、もう1ヶ月以上していない。
演奏会
は、昨年はちょっと気になる子が出たこともあって、無理をして参加したが、その子は就職、と言うか数年の研修に地方へ行ってしまったので、今回は一昨年に引き続いて、出演は見送った。
もし、出ていたら、今回の地獄ロードは予見不可能だったので、仕事が出来なくなってニッチもサッチも行かなくなったはずで、出なくて良かった。
また、聴くだけはラクだ。
そして、苦労していないので、周りの出演者よりは美味くないビールとワインまで飲んで、さすがに一晩と言うわけに行かず、終電で帰って来たが、やはりその日の疲れはその晩に出るので、帰宅後酔った頭でお休みメールをXに送り、最低限の録画予約だけして、寝床に横になったら最後、昨日16日火曜日の午後3時過ぎまで寝続けた。